設計技法と成果物標準化
要件定義・設計の技法や
成果物の標準化を行った事例
およびそれをDX向けに簡略化して
展開した事例の紹介です

背景
情報通信業や製造業のお客様です。
弊社ではもともと大規模なレガシー開発における要件定義・上流設計に参画してきたメンバーが多く、
また要件定義や上流設計の技法や成果物定義の策定、他社含むメンバーに展開する案件にも携わって
きました。
また、この経験をもとにDX向けにレガシー開発向けの要件定義や上流設計のエッセンスを抽出し
「どうすれば勘所を押さえた自動化・効率化ができるか」の簡略版ガイドの作成にも対応しました。
実現方法
大規模なレガシー開発における要件定義・上流設計には多様な手法がありますが、弊社メンバーが
基礎としている手法は、以下の2つのレガシーな技法をミックスしたものになっています。
・データの構造分析を行うデータ中心のアプローチ
・解析したデータの流れを業務の流れも加味してプロセス化していくプロセス中心のアプローチ
この技法を用いて要件定義・上流設計したアウトプットには、業務フローやUML、ERD、DFD、IPO
などがあり、それらのアウトプットの書式の定義やタスクの進め方ガイドラインの策定等に携わって
きた経験があります。
大規模な開発では上記のレガシーな設計技法をそのまま用いて標準化を行います。
また、上記を応用してDX向けの簡易版のガイドを作成も作成します。
近年、各ユーザー様企業ではDX推進の流れが加速していますが、実際にDXを具体的に進める現場社員の
方は、業務には精通しているがDXプラットフォームを用いて自動化・効率化の具体策を進める際には
どういった勘所で具体策を進めればよいのか戸惑われている事例が多いです。
自動化・効率化の具体策を進めるにあたっては、どうしてもシステム開発における要件分析・上流設計
の観点が必要になってくる局面が生じるからです。
「データや業務をどう分析すればよいのか」「業務のサイズが大きく一度に自動化・効率化しようと
してもどこから手をつけてよいのかわからない」といった戸惑いに対し、弊社のレガシーな技法を
DX向けに簡略化したエッセンスをガイドすることで、最初の一歩を進めるお手伝いをしています。
利用技術
レガシーな設計技法(データ中心アプローチ、プロセス中心アプローチ)
DXプラットフォーム(PowerPlatformなど)
